夏の終わりに |
朝晩は寒いと感じるほど。この時期は夏の疲れも
出やすく、風邪引きが増える時期でもあります。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
山は今からも良い季節になりますよね♪
an one 登山部は、夏場は完全休部状態で、
もっぱらソロ活動でしたが、今月からまた再開
したいと思っています。
ひんやりとした冷たい空気が、神秘的な雰囲気を
さらに掻き立て、訪れる人を魅了していました。
それでも確実に秋は近づいていて、
クヌギの木には可愛らしい実が実っていました。
現地では目を疑うほどの荒れ果てた
光景を前にショックを隠せませんでした。
多くの方々が被災され、今なお、復旧作業が続けられています。
先発にyukari、次発にワタシが、an one を(勝手に)代表して
ボランティア活動に参加させて頂きました。
被災者の方々もボランティアの方々も
皆さん復興のために前向きに頑張っておられます。
一日も早く皆様に穏やかな日常が戻るよう願うばかりです。
朝倉ボランティアセンター
何ともやるせない感情を抱く中、
小学3年生の娘が国語の音読を始めました。
「里山は、未来の風景」
今森光彦サンという写真家によるもので、
里山の自然を愛おしそうに大事に、優しく書かれているのですが、
この話の一部を拝借させて頂きます。
「人は、田んぼに稲を植えてお米を作ったり、
水や林の木々を生活に取り入れたりしています。
なんでもない風景の中に、どれほど人々の暮らしや知恵や、
数多くの生き物たちの姿が隠れているかわかりません。
それを考えるだけで、僕は、胸が一杯になります。」
私もなんだか胸がいっぱいになりました。
私は通勤で桜井峠という山道を抜けるのですが、
最近、そこで動物たちの死骸をよく目にします。
そのすぐ傍では山の開拓工事…。
aozoraサンにその話をしたら
「(あなたたちの住処を奪って)なんかごめんね~!ってなるよね」
と人間を代表して謝っていました。
本当にそんな気持ちになります。
難しいことはわからないし、うまく言葉にも出来ないし、
カッコイイことも言えないけど、
私達は自然によって生かされていることを
決して忘れてはいけないと思うのです。
もっと感謝を忘れずに大切に丁寧に暮らそうと思う今日この頃です。
/yamabe